2009年07月14日

ヒノモト乾板

ヒノモト乾板です。

戦前あった日本写真工業の乾板です。




・日本写真工業
昭和3年11月設立
本社:東京、出張所:大阪
工場:神奈川県平塚市南原













ヒノモト乾板:
弱オーソクロマチック
大名刺、手札、カビネ、八切、四切
(「最新の写真知識1935 1936」、朝日新聞社」より)

ヒノモト乾板定価表:
大名刺 1打 70銭、手札 1打 90銭、カビネ 1打 1円95銭、
八切 1打 3円65銭、四切 1打 8円75銭
(ヒノモト乾板定価表、日本写真工業より) 

ヒノモト人像乾板:
高感光度、弱正補正
名刺、手札、カビネ
(「最新の写真知識1937 1938」、朝日新聞社」より)


いつ会社がなくなったかは、調べきれていません。
終戦前?どんな原因で?

小西六写真工業(現在のコニカミノルタ)発行の「写真とともに百年」の中に日本写真工業のことが少し書かれています。

■■ 参考文献:
・「写真とともに百年」、小西六写真工業株式会社、昭和48年発行
・「最新の写真知識1935 1936」、朝日新聞社、昭和10年発行
・「最新の写真知識1937 1938」、朝日新聞社、昭和12年発行
・「1932日本写真界年鑑」、写真機界社発行、昭和6年発行
・ヒノモト乾板定価表、日本写真工業


この記事へのトラックバックURL

http://neco.mediacat-blog.jp/t38963
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい