2009年07月15日

ヒノモトフィルム

ヒノモトフィルムです。

戦前あった日本写真工業のフィルムです。




・日本写真工業
昭和3年11月設立
本社:東京、出張所:大阪













ヒノモトフィルム:
高感光度、クローム性、大衆向
ヴェスト、ブローニー
(「最新の写真知識1937 1938」、朝日新聞社」より)

■■ 参考文献:
・「写真とともに百年」、小西六写真工業株式会社、昭和48年発行
・「最新の写真知識1937 1938」、朝日新聞社、昭和12年発行
・「1932日本写真界年鑑」、写真機界社発行、昭和6年発行

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この記事へのコメント
私もフィルム箱の収集を40年近く続けています。ヒノモトフィルムは1種類しか持っていませんので参考にさせていただきます。私が持っているのは「ヒノミトフィルム ハイパーパン」というもので、皇紀2604年が使用期限ですから昭和18年前後に製造されたものと思います。乾板も結構ありますが、海外のものが多いです。びっくりしたのはマミヤ6のコレクションです。私も現役で使っています。38年前初めて購入したカメラがマミヤ6のⅣ型です。ケースは丸い上ケースのタイプです。私も好きで6台集めてしまいました。故障が少なくとてもよい写真機ですよね。蛇腹のピンホールへの対応が課題です。これからも時々寄らせていただきます。ありがとうございました。よかったらメールでも。     
Posted by チャムクン at 2009年08月06日 16:16
はじめまして
ヒノモトのハイパーパンは持っていません。日本写真工場は、フィルムのほかに乾板、印刷も製造していました。ヒノモトフィルムは1種類を空き箱3個、乾板も1種類空き箱を2個所有しています。サクラ、フジ、オリエンタルに比べ、かなり入手が難しいですね。

さてマミヤ6のピンホール、増えたりすると応急処置だけでは対応できなくなり、結局蛇腹の交換になりますが、現在蛇腹の交換となるとかなりの値段になると思われます。簡単に製作できて交換できるば一番良いですが。マミヤ6のケースは、戦後に比べ、戦前ケースの方が革の質等が良いと思われます。

マミヤ6は、発売当初から完成度が高いカメラだと思います。戦後のズイコーレンズの白濁がなければもっと良いです。戦前だと希望のレンズに交換できるサービスがあり、良いレンズが付いたマミヤ6があります。テッサーF2.8がついたマミヤ6であれば、文句がつけようがないと思います。

戦前のマミヤシックスは、戦前の雑誌等を買ったりして調べましたが、わからないことが多くて、結局、実機で調べるのが一番だと思います。
Posted by NecoNeco at 2009年08月08日 22:27
ご助言ありがとうございます。近所の明治期から写真館と写真屋をしていたところが廃業されて、整理するときに様々なフィルムを頂きました。特に珍しいのは店主が持って行かれましたが、オキュパイドジャパン表記の乾板とか終戦直前に生産されたと思われる無印箱の120フィルム(中身が「さくら」でした)等何十種類か頂きました。同じさくらでも皇紀表記と西暦表記があり、研究中です。私もHPとかブログをやっていれば公開できますが…。これからも様々ご教示ください。よろしくお願いいたします。
Posted by チャムクン at 2009年08月09日 18:36
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