2011年09月12日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2011(3)

ブエルタ・ア・エスパーニャ2011は、大接戦といのが第1印象。その中で僅差のタイム勝利したフアン・ホセ・コーボ(ジェオックス・TMC)、おめでとうございます。そして、連覇を目指して敗れたヴィンチェンツォ・ニーバリ(リクイガス・キャノンデール)こそは、グランツールに勝って欲しいです。

リクイガス・キャノンデールは、昨年と違い今年はグランツールで個人総合が獲得できず、来年は再度挑戦して欲しいです。特にヴィンチェンツォ・ニーバリには、さらなる上でめざし、将来ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアでも勝利して、すべてのグランツールを獲得して欲しいです。

21歳のピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)は、ステージ3勝期待以上でした。今後も楽しみな選手名1人です。

■個人総合成績(マイヨ・ロホ)
1位 フアン・ホセ・コーボ(ジェオックス・TMC)         84時間59分31秒
2位 クリストファー・フルーム(チームスカイ)                 +13秒
3位 ブラッドリー・ウィギンス(チームスカイ)               +1分39秒

4位 バウク・モレマ(ラボバンク)                      +2分03秒
5位 デニス・メンショフ(ジェオックス・TMC)                +3分48秒
6位 マキシム・モンフォール(レオパード・トレック)            +4分13秒

7位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(リクイガス・キャノンデール)      +4分31秒
8位 ユルゲン・ヴァンデンブロック(オメガファーマ・ロット)        +4分45秒
9位 ダニエル・モレノ(カチューシャ)                    +5分20秒
10位 ミケル・ニエベ(エウスカルテル・エウスカディ)           +5分33秒

19位 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)                +15分07秒
33位 イゴール・アントン(エウスカルテル・エウスカディ)        +51分08秒
150位 土井雪広(スキル・シマノ)                 +4時間30分47秒

また2位で終ったクリストファー・フルーム(チームスカイ)は、来年さらに活躍できる選手の1人として期待しています。来年の契約は決まったかな.....?

土井雪広(スキル・シマノ)は、4時間30分47秒遅れの150位で完走。今年のブエルタ・ア・エスパーニャは、個人総合で、4時間以上遅れた選手が31人(完走が167人)。昨年最下位が4時間29分30秒で4時間以上遅れた選手は10人。昨年だったら、土井雪広選手のタイムだと最下位。今年はそれだけ厳しいステージが多かったということだと思います(ただ、タイムオーバーで失格した選手はいなかったと思います)。

土井雪広選手には、「完走、おめでとうございます。来年はもう1ランク上を活躍を期待したいです」。

さて、山岳賞を獲得したダヴィ・モンクティエ(コフィディス)、「毎度」という感じがします。ブエルタ・ア・エスパーニャを見始めてから、ダヴィ・モンクティエ以外がブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したのを見たことがないので、来年は違い選手に狙って欲しいです。

■山岳賞(マイヨ・モンターニャ)
1位 ダヴィ・モンクティエ(コフィディス)                  63ポイント
2位 マッティーオ・モンタギューティー(アージェードゥーゼル)    56ポイント
3位 フアン・ホセ・コーボ(ジェオックス・TMC)             42ポイント

ポイント賞、昨年はマーク・カヴェンディッシュ(HTCハイロード)獲得し、今年もと思っていましたが、早い段階でリタイアして、期待はずれでした。

■ポイント賞(マイヨ・プントス)
1位 バウク・モレマ(ラボバンク)             122ポイント 
2位 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)        115ポイント
3位 ダニエーレ・ベンナーティ(レオパード・トレック) 101ポイント


■ブエルタ・ア・エスパーニャ2011・ステージ優勝
第1ステージ  レオパード・トレック
第2ステージ  クリストファー・サットン(チームスカイ)
第3ステージ  パブロ・ラストラス(モビスター) 
第4ステージ  ダニエル・モレノ(カチューシャ)
第5ステージ  ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)
第6ステージ  ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)
第7ステージ  マルセル・キテル(スキル・シマノ)
第8ステージ  ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)
第9ステージ  ダニエル・マーチン(ガーミン・サーヴェロ)
第10ステージ トニ・マルティン(HTCハイロード)
第11ステージ ダヴィ・モンクティエ(コフィディス)
第12ステージ ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)
第13ステージ ミハエル・アルバシーニ(HTCハイロード)
第14ステージ ライン・ターラメエ(コフィディス)
第15ステージ フアン・ホセ・コーボ(ジェオックス・TMC)
第16ステージ フアンホセ・アエド(サクソバンク・サンガード)
第17ステージ クリストファー・フルーム(チームスカイ)
第18ステージ フランチェスコ・ガヴァッツィ(ランプレISD)
第19ステージ イゴール・アントン(エウスカルテル・エウスカディ)
第20ステージ ダニエーレ・ベンナーティ(レオパード・トレック)
第21ステージ ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)

ピーター・サガン(リクイガス・キャノンデール)が3勝、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が2勝。特にホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)には、ステージ2位や3位が1回づつあれば、個人総合が獲得できていた可能性もあったと思っています。

勝ったフアン・ホセ・コーボ(ジェオックス・TMC)は、ステージ優勝が1回、2位が2回、3位が1回。7位に終ったヴィンチェンツォ・ニーバリ(リクイガス・キャノンデール)は、ステージ4位が最高。ホアキン・ロドリゲスには、今年のブエルタ・ア・エスパーニャ2011の経験をいかして、来年こそはブエルタ・ア・エスパーニャ2011を狙って欲しいです。


■■
Web Oficial de la Vuelta a España

■■
J SPORTS
 ブエルタ・ア・エスパーニャ2011

CYCLINGTIME.com
 ブエルタ・ア・エスパーニャ2011

シクロワイアード(www.cyclowired.jp)
 ブエルタ・ア・エスパーニャ2011
 

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